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薬学生のみなさんへ

薬学教育モデル・コア・カリキュラム

 従来の薬学教育カリキュラムは学生に何を教えるかの科目・項目の列挙であり、教育者主体のカリキュラムでした。それを学生主体のカリキュラムに変えたのが、薬学教育モデル・コア・カリキュラムです。教育とは「学習者の行動に価値ある変化をもたらすこと」と定義され、何を教えるかの科目・項目の記載ではなく、学生の到達すべき目標が記載されています。

 薬学教育に6年制が導入されるにあたり、平成14年に専門教育部分について、平成15年に実務実習部分についての薬学教育モデル・コアカリキュラムが、それぞれ日本薬学会と文部科学省によって策定されました。このモデル・コアカリキュラムは、平成18年度の6年制第一期生から適用されました。その後平成25年になって、上記の専門教育部分と実務実習部分とが統合されて、改訂版のモデル・コアカリキュラムが文部科学省により策定され、平成27年度6年制入学生から適用されました。その後、医療を取り巻く社会構造の変化は著しく、多様な時代の変化や予測困難な出来事に柔軟に対応し、生涯に渡って活躍し、社会のニーズに応える医療人の養成が必須であるとの認識が高まり、令和4年度には医学、歯学、薬学が連携してモデル・コア・カリキュラムの同時策定が文部科学省によって行なわれました(令和6年度6年制入学生から適用)。

関連情報

  • 文部科学省(薬学教育モデル・コア・カリキュラム_令和4年度改訂版 掲載URL)

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